酒造技能士資格試験の概要と合格点・難易度について


酒造技能士の資格は厚生労働省が認定する技能検定制度の1つで、国家資格となります。
日本酒を製造する職種を杜氏と呼びますが、杜氏になるのにこの資格は必須ではありません。しかし、日本酒製造の仕事に就きたいのであれば、取得しておくべき資格でもあります。

酒造技能士資格試験の概要~合格点・難易度~

酒造技能士とは日本酒の清酒製造に必要な知識と技能を学習する資格です。
資格は1級と2級に分かれており、1級が上級で2級が中級の資格になります。
受験資格ですが、2年以上の実務経験が必要なのですが、指定の学科を卒業していれば実務経験の期間が短縮される形です。
1級の場合ですと実務経験が7年以上必要であり、さらに2級に合格をしてから2年以上の実務経験を経ていなければいけません。2級同様に指定学科卒業で実務経験期間は短縮されます。

酒造技能士の試験は各都道府県の指定された試験会場で行われています。
また、通常は年に2回、前期は6月から9月、後期は11月から2月に試験が行われる形ですが、各都道府県によっては実施していないケースもあるので注意してください。
試験内容は学科と実技試験の2つが行われており、合格基準としては100点満点中で学科が65点以上、実技試験が60点以上となります。試験は真偽法と四肢択一の50問出題される形で、清酒製造法から微生物や酵素の働き、化学一般など幅広い範囲からの出題が特徴です。
厚生労働省が発表しているデータによると、1級が約38%、2級で26%程度の合格率です。国家資格の難易度としてはやや易しい部類に入ります。
2級の方が、合格率が低いという珍しい状況となっていますが、しっかりと学習していれば問題はありません。
ちなみに技能検定制度を利用した資格になりますが、実技試験と学科試験のどちらか合格したという場合、次回の試験では不合格になった試験のみに合格すれば大丈夫です。
最初の試験で合格した分野については免除となりますので、1度で資格取得ができなくとも諦める必要はありません。
実務経験があれば学歴などに関係なく受験資格を得ることができますので、資格取得を目指すのであれば、地道に学習を進めていくのをお勧めします。

日本酒の製造を行うのに酒造技能士の資格は必須ではありません。しかし、酒造に携わる人間としての技術と有識を保証してくれる資格でもあるのです。
ですので、業界で酒造に関わる人は酒造技能士の資格取得を目指す人も少なくありません。
特に1級の資格を取得していれば、基本的にどこの酒蔵でも働くことができるようになれますのでぜひ取得しておきましょう。


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